仲宗根先生にインタビュー

子どもと接することが大好きだという仲宗根院長に、小児歯科の診療で心がけていることをお聞きしました。

――お子さんの治療で特に気をつけていることはなんですか?

安心して治療を受けてもらえるように、子どもの目線に合わせて接します。またあの先生に診てもらいたいと思ってもらえるような治療を心がけています。無理に治療を行って歯医者さんに対してマイナスの先入観を持たれることがあると、将来、苦労するのはお子さん自身ですからね。治療後も気軽に予防に通ってもらって、結果、お子さんの将来の歯の健康につながればいいなと考えています。

――歯医者を怖がるお子さんにはどのようなことをされているのですか?

とにかく焦らずじっくり時間をかけて接することですね。歯科ユニットは、普段目にしないような器具がいっぱいある、いつもと様子が違う環境です。私たちは「トレーニング」とも呼んでいますが、慣れてもらえるまでじっくり時間をかけて説明したり、練習してもらったりします。最初がとても肝心ですので、絶対にこわい思いをさせないよう、その子に合った配慮をしています。


また、お母さんにくっついて泣きながら来院していたお子様が、一人でユニットに座ることができるようになり、元気よく「先生じゃあね!」とあいさつして成長していく姿を見ていて、とてもこの仕事にやりがいを感じます。お子様の歯を1本もむし歯にせず、きれいな歯並びにしていくことが目標です。お互い頑張りましょう!

――お子さんを持つお母さん方に一言お願いします

お子さんの将来のお口の健康を左右する時期があります。それが、2~3歳から小学校高学年にかけての「乳歯から永久歯に変わる時期」。この頃に、親御さんにお子さんの歯に対する意識を高く持ってもらい、予防や治療に積極的に取り組んでもらえると、お子さんのその後の人生が大きく変わります。それほど大事な時期なのです。

今、しっかりとやっておけば、強くてきれいな歯の維持が楽になります。いいかげんにやってしまうと、後々困るのはお子さん自身。治療をした歯は、治療をしてない歯に比べて、とても弱くなってしまいます。すなわち、治療が必要になる前に予防することが大切なのです。

実際の診療に際しては、お子さんの治療がなかなかすすまなくても、決してお子さんを怒らないでください。焦っても仕方がありません。すべてこちらに任せて見守っていてほしいと思います。

院長紹介

仲宗根 克幸

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